italjet F125 on my mind
2006年 05月 22日
イタルジェット フォーミュラ125。
MOMAのパーマネントコレクションにもなっているスクーターです。
一目で惚れました。 97年に発売されるやいなや、即買う。
フロントは、bimota TESI 1Dと同様のセンターハブステアリング。
フレームの剛性感は、こらまた豪勢な剛性で、西天満から新御堂筋を全開で駆け上がり、梅新コーナーを100近くで旋回。 ま、メーターもエエ加減なのですが気分はサイコー。
エンジンはモリーニ・フランコ・モトーリ社製だと思いますが、
125ccで並列2気筒の唯我独尊なエンジン。
と思ったら、アドレス50をストロークアップして2個つないだ、まんまパクリ。
そしてモリーニ・フランコ・モトーリ社といえば、Vdue のエンジンも作ったメーカー。
やっぱし、、、、、。
独創性と芸術性が爆発しすぎてエライコッチャになるのが、イタ車のお約束。
それからが、本領発揮です。
絶好調は3ヶ月も続かない。 「なんで、こんなとこ壊れる?」。
日本製品の感覚で言えば、「これが市販の工業製品といえるのか、、、」 壊れまくります。
水周りはどーしょーもない。 リードバルブは定期的に砕ける。 メットインは雨水もイン。
それもこれもどーでもエエ、絶好調の走りは快楽そのもの。 パラツインのはじけたエンジン音とハブステアのハンドリング。 回すほどに官能的なエンジン、さらに余裕のある車体剛性。
スクーターなのに重厚なハンドリングとスタビリティ。 新御堂で通勤してた時代は、アドレスV100をブチ抜くのが楽しみでした。 ときどきフルチューンアドレスには負けたけど。
そして02年、初号機のステーターコイルがいかれ動かなくなったと同時に、知り合いより2代目の銀色号を購入。 銀色号の写真は、なぜかこれしかない。 同じ単車を色違いで、、。
世の中にはいろんな製品があふれてますが、本当に心捉えられるモノは、そんなにあるものではない。 イタルジェットに初めて出会ったときのときめきは、今も色あせずに輝続けている。
若気のイタリア、チェコスロバキアですなぁ。
マラグーティのファントムMAX250ほしいんですけど、アカンかなぁ、、、。
by ena_bi
| 2006-05-22 20:06
| 大阪くらし